こどもたちの描画はお座りができる生後6ヶ月ほどから始まり、2才くらいまでは身体の運動ととにもついてくる線の痕跡を楽しみになぐりがき（スクラブル）を行います。3才ごろから自分で考え行動するような自己が形成され始め、その頃から表現に変化が訪れます。

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こどもたちは生活の中で得た知識・経験・感情などを描画したり造形したり視覚化することで頭の中の整理整頓を行っています。まだ言葉が拙いこどもたちが視覚的な表現をすることは脳にとって大きな役割を果たしており、世界中のこどもたちが誰も教えてないのに絵を描くのは人としての成長と深い繋がりを持ちます。主に3才~9,10才頃までのこどもたちは絵を描く造形をすることが生活の一部として身近にあり、まさにART教育の黄金期と言えます。

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《あなたは何歳で絵をやめましたか？》

10~12才頃になると絵を「上手か下手か」で見るようになってしまいます。それは大人でも似たところがありますよね？写真のようにリアルな絵を見ると「上手い」と思ってしまうし、理解しにくい作品を見ると「上手いのか？」と疑問を持ちますよね。。そのように「上手か下手か」で作品を見るとARTはたちまちつまらないものになってしまいます。この時期にARTを「上手か下手か」で見るものではないとしっかり教えてあげれば、絵やARTに対する苦手意識を減らすことができます。

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将来、芸術家にならなくてもいい、だけど小学校６年生まで続けてみてください。中学生になって興味が他に移ればARTを好きなまま卒業したらいいし、中学生になってもARTが好きであれば続けてみてください。